2回目のセカンドライフ
セカンドライフの定義
こんにちは。ミソペンです。
子供が出来ると改めて生活が一変するんだなーと日々感じます。
妻が今日「私はもう『セカンドライフ』に入っているからね。」と言っていました。
セカンドライフだと、余生っていうニュアンスなのじゃないだろうか?
とは一瞬思ったものの
恐らく私の思う、人生の「セカンドステージ」とか「セカンドシーズン」みたいなニュアンスが、彼女の「セカンドライフ」という表現なんだろうなと理解しました。
人生の境目は曖昧
この、私の言い方で言う「セカンドステージ」は
結婚して子供を授かって今3人で暮らしている現在の状況を言っています。
このセカンドステージ、妻の言うセカンドライフが一体どこから始まっているのかは曖昧で、正確には分からない。
けどはっきりと変わったと言えるとしたら…現在生後2カ月に満たない娘が生まれるその一瞬手前までと、その生まれた瞬間。
『その瞬間』の前後からスパーンとステージが変わって、今までのライフスタイルが通用しなくなったことは間違いない。
正直、私の言う「ステージ」で表現すると『その瞬間』の次は
「セカンド」どころではなくてサードやフォースやフィフスステージぐらいに思っている。
妻と同じ職場に勤めるまでがファースト
それから職場を変えてからがセカンド
なんやかんやあってサード
なんだかんだフォース…
ぐらいに、人生の節目はたくさんあった気がするけど
子どもが生まれる前と後に比べると、他の節目では変化の度合いが全く違う。
そんなことを最近夫婦ともに実感してきている。
だから妻のいう『セカンドライフ』
第二の人生ぐらいの方がやっぱりあってるのかも…w
今は育休を取得しているので、比較的時間に融通を効かせて生活が出来ている。
まぁ育児の相手は紛れもない赤ちゃんなのでコントロールが効かなくて当然で、時間には融通を効いてもらわないと生活がなりたたないw
けど、というかやはりと言うか…
思い切って取った半年の育休期間が終わってからの生活に、少し不安を覚えない事はない。
仕事が終わってからの疲れた体で、妻のサポートなんて出来るんだろうか?
それこそ「お風呂を入れるだけ」みたいに陰で思われやしないだろうか?
仕事以外の時間でどれだけの時間を妻と娘に注げるのかは、実際のところは今の状況からは分からない。
そこからが、妻の言う『セカンドライフ』の始まりなのかなと思う。
セカンドライフの禁止事項
考えてみると、この『セカンドライフ』には、出来ない事がずいぶんある。
まず自由に自分の時間を持つことは許されない。
今も娘が隣で寝ていて、妻も隣の部屋で眠っている。寝ている二人を起こさないように、こそこそキーボードを打っている。
午前中は夫婦で家事をして、夫婦の食事の時間、娘の授乳の時間が交互にやってきて
睡眠不足でなければ一息つけるが、そうでなければ仮眠をとらないとボーッとして頭が回らないし、そうこうしている間に夕飯の時間がきてお風呂の時間がやってくる。
その後はまた授乳・寝かしつけで夜勤の時間がすぐそこにやってきて…の繰り返し。
一息付けるのは、彼女(娘)が寝ていて家事がとミルクの準備が全て終了したつかの間のスキマ時間だけ…彼女の睡眠を邪魔することは最大の禁止事項。
だから自由はこそこそしないとやってこないw
もちろんお互いパートナーに任せて外に出る事はもう出来る。
買い物に行ったり、髪を切りに行ってもらったりは可能。外の自由時間は作り出せる。
けど今日気付いてしまったことがある。
全部ひとりだ。
今自由にこのブログを書いているのもひとりだし
妻に外に出て行ってもらったとしても妻はひとりだ。
妻とテレビを観ていて
行列の出来るラーメン屋さんの特集が流れていた。
妻と「おいしそうだなぁ。でも俺はとんこつの方が…」とか
「いや、あそこはつけ麺しか食べてない…」
なんて話をしながら…当分外食になんていけない事に今更気づいた。
ましてやカウンターしかないラーメン屋なんてもってのほかw
いや気付いてないわけじゃなかったけど、改めて実感した。
新生児期に比べて余裕も出てきた証拠だろう。
3人か、娘と2人か、1人か。
応援を頼めば出来るだろうが、『夫婦で2人』の選択肢は基本的にはない。
当然か。だから育休を取ったんだから。
うーん。
なかなか手強いじゃないか、『セカンドライフ』w
でも実は、またこの表現も正確ではない気がしてきた。
いま娘はまだ生後間もない。やっとこさ目が合うようになってきたとこだし、感情の機微は感じられるけど、意思の疎通はまだまだ完全じゃない。
「あやす」ときでもお互いの感情表現が一方通行なので
揺らすのが効いたのか、声が効いたのか、人形が効いたのか、表情が効いたのかさっぱり分からないw
けど悲しみはバンバン伝わってくるので、全部を駆使してなんとか対応するのだけど…
こんな感じだから、今はどちらかというと3人ではなく『2人で1人をサポ―トしてる』という感覚。
これが『3人で仲良く暮らしてる』ゾーンに入るのはまだもう少し先で
3人になるといよいよ今とは違った大変さが出て来ると思うので、もうそれは『サードライフ』に突入、本格的に現状では未知の世界に入っている気がする。
つまりその前までが改めて『セカンドライフ』のような気がする。
ざっくりまとめると
1人の時が『ファーストライフ』
2人になって『セカンドライフ』
3人で暮らして『サードライフ』
ぐらいの認識でやっていこうと思うことにしました。
2回目のセカンドライフ
そこでまた『セカンドライフ』に話が戻って来るんですけど…
今は妻の言う『セカンドライフ』で
これからもう数か月のうちに『サードライフ』に入っていって
首がすわって、ハイハイして走り回ってイヤイヤして大きくなって
長いながーい「子育て」をして…
どうにかこうにか親をやって、どうにかこうにか娘が一人前になって、巣立っていく日がいつか来るんですよね?嫌と言えば嫌なんですけど…ある意味ではねw
その娘を育て上げた後にもう一度やって来る「2人暮らし」が私の思ってる『セカンドライフ』です。
私気づいたんですよ。
『妻の言うセカンドライフ』と『私の言うセカンドライフ』に共通点がある事に。
それは【夫婦が2人で仲良く暮らしている】ということ。
つまり時期は違えど本質的には同じことを指してたんですね。
そうなると『セカンドライフ』は2度やってくることになる。
けどまぁ別に困りはしないかw
最初の『セカンドライフ』は、妊娠中あたりから『サードライフ』終了まで禁止事項が尽きません。
次の『セカンドライフ』はどうなんだろう?
そこはもう自由にやっちゃっていいんでしょう?
夫婦で思う存分羽を伸ばせちゃったりするんだろうか?
どんな子育てだったか、上手くいったこと、そうじゃなかった事なんかをしみじみ語ったりするんだろうか?
そんなことどうでもいいから、まずはパーッといこうぜ!ってなるんだろうか?
まぁ現実的には上手くいかないことだって腐るほどあるだろうし
その前にちゃんと子育て頑張れよって話だけど
最初の『セカンドライフ』は結構理想的に進んできてる。はっきり言って幸せだ。
だからこの次も『理想のセカンドライフ』が迎えられるように、後悔のないよう頑張ろうと思う。
結局定義が
かなりごちゃごちゃしてきてよく分からない…w
けど大事なことは、別にそんな定義なんかじゃない。
娘が出来てから、妻に対する愛情表現を口にするタイミングが減ってきている。
明日からはもっと意識しないといけない。だって愛している事には変わりがないんだから。愛情が減ったと思われたら大変だ。
娘も愛すけど、その前にやっぱり妻を愛している。
世の中のご主人も是非気を付けて欲しい。くれぐれも奥様に愛想をつかされないように。
『2回目のセカンドライフ』は、妻にしか頼めないんですから。